ニュース 社会 作成日:2015年8月10日_記事番号:T00058621
8日午前に台湾を横断した台風13号(アジア名・ソウデロア)がもたらした強風や雨の影響で、高雄市では公園や道路で過去最悪となる約1万3,000本の木が倒れた。台北市では過去10年で最悪の3,073本が、倒木、傾木、枝折れなどの被害を受けたとみられる。10日付蘋果日報が報じた。
台北市立動物園も過去最悪となる倒木被害が出たため、修復作業のため10日も休園とした(9日=中央社)
高雄市政府工務局養護工程処の趙建喬処長は、倒れた木や、雨でできた道路の陥没個所824カ所の修復作業などに約1億8,000万台湾元(約7億円)掛かると予想した。
台北市中山区の大直地区では9日午前5時ごろ、北安路を走行していたバイク運転手が倒木を避けようと急ブレーキをかけたところ、後ろを走っていた別のバイク運転手が避け切れず、前方のバイクにぶつかり転倒。病院に搬送されたが脳内出血で死亡が確認された。
この他、台中市豊原区にある樹齢460年で台湾最高齢のマンゴーの木(高さ26メートル、幹の太さ6メートル)は、8日夕方に強風で枝と幹が折れ、隣接する昇葳鞋業の工場棟にのしかかり、100万元以上の被害をもたらした。
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