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台南にデング熱流行懸念、水たまり増加で


ニュース 社会 作成日:2015年8月11日_記事番号:T00058627

台南にデング熱流行懸念、水たまり増加で

 台南市では今年、先週までにデング熱の感染例が100件を超え、同期としては過去最高を記録した。さらに先週台湾を横断した台風13号(アジア名・ソウデロア)の影響で、ウイルスを媒介する蚊の温床となる水たまりが各地にできており、感染が爆発的に増える可能性があるとして専門家が注意を呼び掛けている。11日付聯合報が報じた。


頼清徳台南市長(前右)は台風13号襲来前の7日、デング熱流行が深刻な西門町跳蚤市場(のみの市)の業者に「衛生環境改善か取り壊しか」の最後通告を出していた(中央社)

 高雄市では昨年7月末の大規模爆発事故後、連日の大雨で水たまりが増えたが、多くの住民が避難していたため放置され、デング熱の流行につながり、年間の感染例は過去最多の約1万5,000件に上った。

 今年は感染が台南市に集中する中、専門家は今回の台風でできた水たまりを速やかに除去しなければ、蚊が大量発生し、昨年の高雄市の二の舞いになると警告している。