ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月11日_記事番号:T00058632
経済部が10日発表したIT(情報技術)サービス業界、広告など専門技術サービス業界の第2四半期売上高は、いずれも2四半期連続で前年同期比で減少した。楊貴顕経済部統計処副処長は、これらの業界は顧客の大部分が企業で、製造業の景気減速が影響したと指摘した。11日付工商時報が報じた。
ITサービス業界の第2四半期売上高は606億台湾元(約2,400億円)で前期比4.9%増、前年同期比1.7%減だった。中でも、コンピューターシステムサービス業はオンラインゲームのソフトウエアや企業の経営計画設計の需要が弱まり、前年同期比1.9%の減収だった。データ処理・ITサービス業はデータ処理やネットワーク管理業務が減り、1.2%の減収だった。
専門技術サービス業界の第2四半期売上高は620億元で前期比15.3%増、前年同期比4.1%減だった。うち、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、ジュエリーデザインを含む専門設計サービス業は前年同期比16.7%の減収だった。結婚するカップルが減り結婚写真の業績が低迷し、撮影業は10%減収だった。広告やマーケティングリサーチ業はテレビ、ネット広告が減り、2.5%減収だったが、総統選挙に向けた世論調査でマーケティングリサーチ単独では7.7%の増収だった。
一方、賃貸業の第2四半期売上高は前期比11.7%増、前年同期比8.9%増の212億元で、過去7年で最高だった。うち交通乗用具は企業向けリースや旅行者向けレンタカーが好調で、前年同期比14%の増収だった。
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