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15年液晶テレビ出荷予測、1.7%増に下方修正【図】


ニュース 家電 作成日:2015年8月11日_記事番号:T00058639

15年液晶テレビ出荷予測、1.7%増に下方修正【図】

 市場調査会社、ウィッツビューは、2015年の液晶テレビ出荷台数予測を前年比1.74%増の2億2,000万台に下方修正した。従来予測は3.46%増の2億2,300万台だった。11日付工商時報が報じた。

 第3四半期の液晶テレビ出荷台数は前期比19%増の予測だ。中秋節(旧暦8月15日、今年は9月27日)、中国の国慶節(建国記念日、10月1日)、欧米の感謝祭、クリスマスシーズンが控えているが、経済の見通しが不透明な上、液晶テレビの在庫が残っていることから、各社は在庫積み増しに消極的との見方だ。

 一方、第2四半期の液晶テレビ出荷台数は4,825万台で前期比6.4%減少した。中国の経済成長鈍化で、労働節(メーデー、5月1日)連休の販売が予想を下回ったこと、および欧州のギリシャ債務問題、新興国の通貨安により、テレビブランドは利幅が縮小し、在庫水準が高まった。

 第2四半期の出荷台数首位はサムスン電子で1,050万台、市場シェア21.8%(前期20.4%)だった。2位はLGエレクトロニクスでシェア14.7%(前期14.5%)。中国市場の需要鈍化に加え、新興市場が予想していたほど伸びず、韓国大手2社の出荷台数も予想を下回った。