ニュース 電子 作成日:2015年8月11日_記事番号:T00058641
ノートパソコン受託生産大手5社の7月売上高は、うち4社が前月比4〜22%の減収となり、唯一増収となった英業達(インベンテック)も増加幅は3%にとどまった。マイクロソフトのOS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」が同月末にリリースされたが、それまでノートPC需要の停滞が続いた。10日付工商時報などが報じた。
広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、7月売上高が前月比21%減の836億4,000万台湾元(約3,300億円)、ノートPC出荷台数は22%減の320万台だった。仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は売上高が17%減の601億2,700万元、出荷台数は28%減の280万台。
和碩聯合科技(ペガトロン)の7月売上高は前月比4.6%減の668億1,500万元、ノートPC出荷台数は7%減の70万台。緯創資通(ウィストロン)は売上高が17%減の448億1,500万元、出荷台数は26%減の140万台だった。
一方、インベンテックは、7月売上高が前月比3%増の322億1,400万元、ノートPC出荷台数は3%増の155万台とプラス成長を維持した。ただし、業績をけん引したのはタブレット端末で、出荷全体の15%を占めた。
証券会社は、ウィンドウズ10リリースを受け、ノートPC受託メーカーは8月より出荷が増え、9月、10月も成長が続くと予測した。
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