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エピスター7月1割増収、Q3は前期並み予想


ニュース 電子 作成日:2015年8月11日_記事番号:T00058649

エピスター7月1割増収、Q3は前期並み予想

 発光ダイオード(LED)大手、晶元光電(エピスター)の7月売上高は21億1,000万台湾元(約83億円)で、照明用LEDチップ価格の下げ止まりによって前月比10%増となり、20億元台を回復した。ただ、前年同月比では24.23%減で、同社は依然景気見通しは良くないとして、第3四半期業績は第2四半期と同水準にとどまるとの見方を示した。11日付工商時報が報じた。

 エピスターは第2四半期は生産ライン稼働率70%を維持していたが、7月は70%を割り込んだ。来年から中国製LEDの海外への大量輸出が始まるとみられ、同社の中長期展望にとって懸念材料となっている。エピスターが第2四半期の業績を発表した後、多くの外資系証券会社が同社の投資評価を引き下げた。

 一方、LEDパッケージング(封止)億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の7月売上高は、テレビ用バックライト向け製品の需要減退、および照明用製品の価格競争が続いている影響で、前月比7.22%減、前年同月比13.75%減の22億5,300万元となった。