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中信銀、中国の消費者金融会社に出資へ


ニュース 金融 作成日:2015年8月12日_記事番号:T00058661

中信銀、中国の消費者金融会社に出資へ

 金融監督管理委員会(金管会)は11日、中国信託商業銀行(CTBCバンク)による、中国で新設される消費者金融会社(社名未定)に対する3億5,000万人民元(約68億円)の出資計画を承認した。金管会が台湾の金融機関による中国の消費者金融会社に対する出資を承認するのは初めてのケースだ。12日付経済日報が報じた。

 中信銀が出資する新会社は、安徽省で事業を展開する資本金10億人民元の消費者金融会社。中信銀は出資比率35%の最大法人株主となる見通しだ。その他の出資者は安徽省を本拠とする都市商業銀行の徽商銀行(出資比率30%)、傘下に中国最大の家電販売チェーン「国美電器」を抱える国美電器控股(同30%)、合肥百貨大楼集団(同5%)となっている。

 観測によると、同新会社は市民が国美電器で家電を購入する際に同社から年利12〜20%の融資を受けられるといった提携モデルを計画しており、同社を通じて中信銀は中国の個人顧客向けサービス市場に参入したい考えとされる。