ニュース 建設 作成日:2015年8月12日_記事番号:T00058662
金融持ち株会社、新光金融控股は11日、傘下の生命保険会社、新光人寿保険が董事会で台湾域内の不動産売却を決議したと発表した。売却対象は新光三越百貨の台北信義新天地A8館と同区の新光人寿曼哈頓世貿ビルとされ、売却価格はそれぞれ200億台湾元(約780億円)以上、70億〜80億元に達するとみられる。12日付経済日報が報じた。
新光金の徐順鋆副総経理は、売却対象は明かせないとした上で、売却を決めた理由は「世界的に有名な不動産仲介会社から、複数の顧客が物件1棟丸ごと買収を希望しているとの話が来た」と説明した。売却の目的については「台湾の不動産賃料は安過ぎる。手持ち不動産を売却後、海外で賃料利回りがもっと良い不動産を物色する」と語った。
徐副総経理は、不動産は仲介会社を通じて一般競争入札で売却すると述べ、買収意欲のある相手と個別に交渉したりしないと強調した。入札募集、落札時期は全て仲介会社に任せるとし、年内に売却できるかは現時点では予想し難いと述べた。
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