ニュース その他製造 作成日:2015年8月12日_記事番号:T00058665
自転車大手、巨大機械工業(ジャイアントMFG)と美利達工業(メリダ)は、上半期業績が前年同期比7~8%の減益となった。中国市場での需要減退と、ユーロ安による為替差損が影響した。12日付工商時報などが報じた。
ジャイアントの上半期純利益は17億8,300万台湾元(約69億円)で、前年同期比7.1%減少した。為替差損は2億元を上回り、羅祥安ジャイアント執行長は、ユーロ安で欧州子会社が影響を受けたため、傘下全ブランドの2016年度新製品の卸売価格を、第3四半期より10~15%へ引き上げたと述べた。
メリダの上半期純利益は13億800万元で、前年同期比8.27%減少した。同社は、メリダ本体は大幅増益だったが、欧州子会社が不振で利益の足を引っ張ったと説明した。ただ、欧米への出荷は好調で、証券会社は1~7月の対米輸出量と対欧輸出量がそれぞれ50%、20%増加し、メリダの各工場の手元受注は10月まで満杯状態だと指摘した。
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