ニュース 食品 作成日:2015年8月12日_記事番号:T00058667
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)が11日発表した上半期の純利益は前年同期比20.2%増の87億2,700万台湾元(約340億円)で、過去最高を更新した。中でも、中国事業持ち株会社、統一企業中国控股(ユニプレジデント・チャイナホールディングス)、ペットボトルメーカー、統一実業が大幅増益だった。12日付工商時報などが報じた。
統一中控は、中国の経済成長鈍化で、上半期売上高が120億500万人民元(約2,400億円)と小幅に減少したが、利益は6億8,700万人民元で前年同期比93.2%増加した。原材料価格が下落する中、即席麺「革麺」「湯達人」「冠軍榜」が高単価市場で成功した他、飲料の新ブランド「海之言」「小茗同学」が利益改善に貢献した。
統一実業の上半期利益は7億5,600万台湾元で前年同期比43.2%増だった。
一方、コンビニエンスストア「セブン−イレブン」を展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)の上半期利益は42億8,000万元で前年同期比17.1%減だった。昨年上半期は台湾無印良品の株式売却益10億2,000万元があったため、これを除けば依然プラス成長だった。
証券会社は、第3四半期は需要期で、利益率の高い飲料が中台でよく売れ、1~7月利益は100億元、通年では過去最高の130億元以上もあり得ると予測した。
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