ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年8月12日_記事番号:T00058669
スズ製品の昇貿科技は11日、台湾初となる砂錫(さすず)精錬工場を桃園科技工業園区で着工した。半年後に完成予定だ。投資額は8億台湾元(約31億円)で、敷地面積は5,100坪。12日付工商時報が伝えた。
精錬工場の設置は、本業であるスズ溶接との垂直統合で競争力を高めるのが狙いだ。李三蓮董事長は「原料供給の安定維持と在庫管理の面でメリットがある」と説明した。
李董事長によると、台湾ではスズ鉱の産出がないため、これまでは海外からビレット状のスズを月500トン輸入してきた。今後は台湾でビレット状のスズを月300トン生産し、コスト節約につなげる。
同社のスズ溶接製品は、ノートパソコン向けに出荷されてきたが、近年はノートPCの販売不振で業績が低迷していた。1〜7月の売上高は前年同期比15.7%減の28億元にとどまった。
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