ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年8月12日_記事番号:T00058671
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車が11日発表した上半期純利益は54億8,200万台湾元(約210億円)で、前年同期比15.5%増となり、同期としての過去最高を記録した。販売台数は6万8,636台(シェア31.6%)で、前年同期比1.6%の低い伸びにとどまったが、高価格モデルの構成比が高かったため利益が拡大した。同社が30%出資するトヨタ車製造の国瑞汽車が、米ドル建て輸出によって為替差益を計上したことも貢献した。12日付経済日報などが報じた。
利益拡大は、各地のディーラーに対する投資収益も要因で、今後も引き続き利益計上が見込めるため、通年ベースでも過去最高益の更新を期待している。一方、来年1月に総統選挙があり、政治が不安定化して新車への購入意欲に影響が出ないか注視する必要があるとしている。
同社はまた、11日の董事会で、今年度の従業員給与の平均3%の引き上げを決めた。
一方、裕隆日産汽車が先週発表した上半期純利益は24億1,100万元で、前年同期比2.62%減と和泰汽車とは明暗を分けた。
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