ニュース 電子 作成日:2015年8月12日_記事番号:T00058674
経済部は来週にも12インチウエハー工場の対中投資規制を緩和し、台湾積体電路製造(TSMC)が中国に単独出資で12インチウエハー工場を設置する道が開かれる見通しであることが分かった。12日付経済日報が消息筋の話として伝えた。
経済部関係者は11日、規制緩和説を否定せず、「検討を行っているところだ」と述べた。
TSMCの広報担当者は「対中投資計画は慎重に検討しているところであり、12インチウエハー工場の単独出資解禁については、政策が発表された段階で説明したい」と述べた。
これに先立ち、鄧振中経済部長は今年4月、「台湾半導体業界に中国への工場新設需要があれば一定の条件下で政府として関連規定を見直すことが可能だ」と述べていた。
現在、経済部投資審議委員会(投審会)の規定で、中国への12インチウエハー工場設置は合弁形態しか認められていない。
現行規定でも中国企業の株式を限りなく100%近くまで取得することが可能だが、TSMCは技術流出への懸念から単独出資にこだわっている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722