ニュース 電子 作成日:2015年8月12日_記事番号:T00058676
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は11日董事会で、CMOSイメージセンサー大手、米オムニビジョン・テクノロジーズから、両社の合弁、采鈺国際控股(ビスエラ・ホールディング)の株式49.1%、および台湾豪威投資控股(台湾オムニビジョン・インベストメント・ホールディング、OVT台湾)の全株式を1億2,600万米ドル未満で取得することを決議した。TSMCは、これによりビスエラへの出資比率が98.2%まで高まる。12日付工商時報などが報じた。
采鈺は2003年、TSMCとオムニビジョンが各49.1%出資して設立した。主にイメージセンサー用カラーフィルターを生産している。
CMOSイメージセンサーのウエハーレベルパッケージングを手掛ける精材科技(シンテック)は、TSMC、ビスエラ、OVT台湾が主要株主だったが、今後TSMCの出資比率が77%に高まる。
オムニビジョンは4月末、中国の投資家グループへの身売りで合意したと発表した。TSMCは株式取得の理由について、米国政府などが認可すれば、オムニビジョンは中国企業になるが、台湾の現行法で半導体関連は中国資本からの直接出資が制限されているためと説明した。
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