ニュース 政治 作成日:2015年8月13日_記事番号:T00058684
来年1月の台湾総統選に出馬する民進党の蔡英文主席は12日、選対本部のトップとなる主任委員に陳菊高雄市長を充てることを明らかにした。
陳市長を選対主委を選んだことは、蔡氏の選挙情勢にプラスになると見られている(高雄市政府リリースより)
今回の人選に当たっては、党内派閥のバランスに加え、陳菊市長が、過去の民進党政権で行政院長を歴任した蘇貞昌、謝長廷、游錫堃の3氏と同じ「美麗島世代」であり、党内調整に有利との判断が働いたとみられている。
蔡主席は中央常務委員会に出席後、記者団に対し、「陳菊氏は台湾の民主主義発展の過程を常に共にし、重要な役割を果たしてきた。高雄での行政での実績も良好で、民進党による政権のモデルになる」と人選理由を説明した。
一方で、南部に強い陳菊市長の起用には、総統選に第三極として出馬を決めた宋楚瑜親民党主席の南部への浸透を徹底して防ぐのが狙いとの見方もある。
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