ニュース 建設 作成日:2015年8月13日_記事番号:T00058693
台湾肥料(台肥)が保有するC3区画(台北市南港区、面積1万2,565坪)の地上権売却入札で12日、中国信託人寿保険と台湾人寿保険による生保2社連合が150億台湾元(約580億円)で落札者に決まった。13日付経済日報が伝えた。
同区画の地上権入札は過去3年間で2回の不調を経て、ようやく決着した。地上権の設定期間は45年間で、2社は第2段階として、40年間の地上権延長についても、権利金150億元での優先交渉権を獲得。2社は実質的に総額300億元で85年間の地上権を獲得した格好だ。台湾での地上権取引としては過去最高額となる。
台肥は2社が今後10年間で支払う150億元の権利金を45年間にわたり分割計上する。台肥は権利金以外に45年間で30億元の地代収入を得る。その結果、台肥は年間3億3,000万元の収益を得る。地価税(年間1億7,000万元)も2社が負担することになっており、台肥の収益は実質5億元に達する。
台肥の李復興董事長は「1カ月以内に契約を結びたい」と述べた。
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