ニュース 石油・化学 作成日:2015年8月13日_記事番号:T00058697
遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下の化学繊維メーカー、遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)は、同社が開発した、着るだけで心拍数などの身体情報を計測できるスマートウエアについて、グループ企業の亜東紀念医院や遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)と連携した販売戦略を進め、家庭での看護・介護市場をターゲットとし、商機獲得を目指す方針だ。13日付経済日報が報じた。
遠東新世紀は「当社が開発したスマートウエアは、衣服の内側に導電フィルムを貼り付けたもの」と説明した上で、「現在市場に出回っているスマートウエアの大部分は金属繊維を使用しており、水に濡らさなければ導電させることはできず、酸化しやすいという欠点がある」と指摘。また「東レが昨年、世界で初めて開発した金属繊維を使用しない製品は洗濯に耐えないが、当社の製品は金属繊維も使用せず、親水性、防腐食性能も高く、洗濯に耐える」と強調した。
なお同社は今後、台湾において自社ブランドによりスマートウエアの販売を手掛けることを計画しているが、既に海外の大手スポーツ用品ブランドからも生産の委託について問い合わせを受けているという。
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