ニュース 電子 作成日:2015年8月13日_記事番号:T00058701
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富智康集団(FIHモバイル)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)といった台湾系スマートフォン受託メーカーについて最近、中国やインド、東南アジアでの新規受注が相次いで伝えられている。業界関係者によると、台湾の受託メーカーは大手ブランドへの依存度を下げるため、新興市場での顧客開拓に注力しており、中国製部品の採用拡大、大手ブランド製品を模倣した中国のいわゆる山寨機(さんさいき)同様の製品開発モデルや品質管理システム導入で、より競争力の高いオファー価格を提示し、顧客の注目を集めているという。
業界関係者は、あるスマホブランドが最近、台湾受託メーカーに提示された価格が中国メーカーより低く、驚いたという例を挙げた。台湾メーカーは価格競争力だけでなく、技術、品質、物流管理などでも優位なため、従来中国メーカーに流出していた受注が台湾メーカーに戻り始めているという。
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