ニュース 公益 作成日:2015年8月14日_記事番号:T00058711
シリコンウエハー大手、中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)の盧明光董事長はこのほど、フィリピン・パロに計画している50メガワットピーク(MWp)の太陽光発電所「SEPARCO」の運営に成功すれば、3年以内に500MWp規模の発電所を海外に建設する可能性があると語った。なお太陽光発電所は現地通貨による運営により、為替変動リスクを避ける必要があるとの考えから、発電所の新設は台湾の銀行の海外展開に合わせたものとなるとの見通しを示した。14日付電子時報が報じた。
盧董事長によると、フィリピンのSEPARCO発電所計画では既に105ヘクタールの用地を取得し、さらに現地政府と20年間の電力販売契約(PPA)を結んでおり、2016年の商業運転開始を目指している。
なお同発電所の建設および運営に掛かる資金についてSASは、30%を自社負担、70%を銀行融資とするとしており、フィリピンに支店を構える台湾の金融機関と交渉を進めているが、現時点でパートナーは決定していない。
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