ニュース 石油・化学 作成日:2015年8月14日_記事番号:T00058720
東京ガスは13日、台湾中油(CPC)と「戦略的相互協力に関する協定」を締結したと発表した。
東京ガスの広瀬道明社長(左)とCPCの林董事長(東京ガスリリースより)
東京ガスとCPCは東日本大震災以降、液化天然ガス(LNG)のアジアプレミアム(アジア向け価格が欧米向けより高いこと)解消を目指し、情報交換などを通じ緊密な関係を築いてきた。今回、原料調達を中心とした分野で戦略的な協力関係の実現を目指し、同協定の締結を決めた。今後、LNGの調達や相互融通、およびLNG関連のエンジニアリング・技術面における協力などについて、両社で実現に向けた協議を実施する。
東京ガスの2014年LNG輸入量は約1,400万トン、CPCは1,330万トン。
14日付経済日報によると、CPCの林聖忠董事長は、両社とも世界の主要LNG輸入業者であり、東京ガスとの提携でCPCはより低価格のLNG調達が可能と指摘した。CPCはまた、LNGの輸送最適化など、同社の天然ガス事業を拡大できると期待感を示した。
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