ニュース 電子 作成日:2015年8月14日_記事番号:T00058722
中堅液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)が13日発表した第2四半期の純損失は11億9,900万台湾元(約46億円)で、第1四半期の損失額12億3,900万元から3.2%の改善にとどまった。中小型パネルの価格が下落した中、出荷量の伸びが予想を下回ったことが影響した。連結売上高は114億5,000万元で、前期比13.5%減となった。14日付工商時報が報じた。
第2四半期の中小型パネル出荷量は1億700万枚で、前期比5.9%増加した。製品別では、スマートフォン向けパネルは3,968万枚で前期比5.7%減、タブレット端末向けパネルは966万枚で前期比6.4%減、自動車向けパネルは325万枚で前期比8.5%減となった。スマホ向けとタブレット端末向けパネルの伸びは同社の予想を下回ったが、自動車向けパネルは上半期の段階で年間目標の57%を達成している。
中華映管は、今後スマホ向けのインセル型タッチパネルを量産し、製品の付加価値を高める方針だ。またタブレット端末向けパネルでは、単価が比較的高いオンセル型タッチパネルに参入し、良品率向上と出荷拡大に取り組んでいる。
一方同業の瀚宇彩晶(ハンスター)は、第2四半期に純損失8億5,200万元を計上し、赤字転換となった。
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