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ピックスアートQ2、過去8四半期で最低益


ニュース 電子 作成日:2015年8月14日_記事番号:T00058725

ピックスアートQ2、過去8四半期で最低益

 イメージセンサー設計大手、原相科技(ピックスアート・イメージング)が13日の業績説明会で発表した第2四半期の連結純利益は5,900万台湾元(約2億3,000万円)で、前期比11.7%減、前年同期比42.8%減となり、過去8四半期で最低を記録した。ゲーミングマウス用チップの出荷増や、心拍数測定センサーの出荷開始などプラス要因はあったが、台湾元高による為替差損や昨年の内部留保益への課税額計上などの影響で減益となった。上半期の純利益は1億2,700万元で、前年同期比35.2%減だった。14日付蘋果日報などが報じた。

 ピックスアートは第3四半期の見通しについて、ゲーム部門が40~50%の成長を予想しており、高性能ゲーミングマウスが好調とみているが、売上構成比はわずか2%で利益貢献は限定的と説明した。また心拍数測定センサーは、「アップルウオッチ」の販売不振の影響で横ばいとみている。今年のパソコン市場向け製品の需要も不振との予想だ。証券会社は、第3四半期純利益は第2四半期を下回る可能性があると予想した。