ニュース 電子 作成日:2015年8月14日_記事番号:T00058728
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は13日、台湾IC産業の2015年生産額予測を前年比2%増の2兆2,466億台湾元(約8兆7,000億円)へと、5月時点の9.3%増予測から下方修正した。ファウンドリー以外の全分野でマイナス成長になるとの予測だ。14日付蘋果日報が報じた。
分野別の15年生産額予測は、IC設計は5,626億元で前年比2.4%減(5月時点の予測は10.2%増)。聯発科技(メディアテック)が今年のチップ出荷予測を大幅に下方修正したこと、その他業者も芳しくないことが理由だ。IC製造は1兆2,427億元で5.9%増(同10.5%増)、うちファウンドリーは1兆137億元で10.9%増(同13.4%増)、メモリー製造は2,290億元で11.6%減(同0.3%増)。ファウンドリーの2桁成長据え置きは、台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)の今年の売上成長率が同業を上回っているためだ。また、ICパッケージング(封止)は3,100億元で1.9%減(同5.7%増)、ICテスティング(検査)は1,313億元で4.8%減(同3.2%増)とした。
台湾IC産業の第2四半期生産額は前期比2.6%減、前年同期比0.9%増の5,559億元だった。第3四半期は前期比2.6%増、前年同期比3.1%減の5,702億元、第4四半期は前期比3.6%減、前年同期比6.8%減の5,499億元の予測だ。
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