ニュース 運輸 作成日:2015年8月17日_記事番号:T00058742
今年、海外からクルーズ船で台湾を訪れる利用客は、少なくとも前年比7.75%増え、過去最高の延べ77万8,000人に達するとの予測が交通部から示された。これに伴い70億台湾元(約270億円)の観光収入がもたらされると期待される。16日付工商時報が報じた。
港湾運営会社、台湾港務(TIPC)の統計によると、クルーズ船による訪台客は2012年が延べ32万6,000人、13年が延べ54万8,000人、14年が延べ72万2,000人と急速に増えている。15年も上半期の段階で延べ46万人に達し、通年で前年超えが見込まれる。
交通部観光局の統計によると、台湾を訪れるクルーズの航路は、中台間航路の割合が76%と最も多く、続いて日本からが約15%、欧州からが約1割となっている。台湾のクルーズ船停泊港である基隆、台中、高雄、花蓮の4港のうち、利用客の伸び率は基隆港が最も高い。
TIPCは、クルーズ船の台湾寄港の増加について、クルーズ船市場が飽和状態の欧米からアジアへ移行しているためと説明した。
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