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台湾工銀が「王道商銀」に、工業銀行消滅へ


ニュース 金融 作成日:2015年8月17日_記事番号:T00058743

台湾工銀が「王道商銀」に、工業銀行消滅へ

 台湾工業銀行(IBT)は14日の董事会で、商業銀行への転換と王道商業銀行(オーバンク)への行名変更を決議した。2016年末までに手続きを完了する予定だ。これにより、台湾域内の工業銀行は全て消滅することになる。15日付経済日報が報じた。

 台湾工銀は今年3月、金融監督管理委員会(金管会)に商業銀行への転換が認可された。同行は当初、他の商業銀行の合併での転換を考えていたが、これまで合併対象が見つからなかった。張政権・台湾工銀執行副総経理兼行政長は、規模がまだ小さ過ぎるので、今後も合併相手を模索すると述べた。

 台湾工銀は現在、支店4カ所、営業所2カ所を展開している。張副総経理は、拠点拡大が重要とは限らず、インターネットバンキング開放政策に合わせ、現代的な商業銀行を目指すと表明した。