ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月17日_記事番号:T00058748
早ければ10月に馬祖列島の北竿島と中国・福建省福州市の黃岐島を結ぶ新航路が開設される見通しで、交通部観光局は今年末、北竿島に隣接する南竿島の1ヘクタールの公用地に高級ホテルを誘致する計画だ。17日付経済日報が報じた。
北竿島〜黃岐島の新航路は片道20〜25分、運賃500台湾元(約1,900円)以下と、現在運航する馬祖〜馬尾の90分・1,300元より速く、かつ安くなる見通しだ。
王忠銘・観光局馬祖国家風景区管理処所長は、2014年に馬祖を訪れた旅行者は台湾人、中国人、外国人合わせて延べ10万人(うち中国人9,300人)で、今年は12万人を超えると予測。しかし馬祖には民宿が1,400軒あるだけで、国際ホテルが必要と述べた。
謝謂君・観光局長は、近年馬祖を訪れる中国人旅行者の増加はわずかだが、さらに旅行者を呼び込み、地域経済を発展させたいと述べた。馬祖には国共内戦時代の戦争跡が残る他、「神話の鳥」と呼ばれるヒガシシナアジサシの生息、海岸で海藻が青く光る「藍眼涙(青の涙)」といった見どころがあり、特色ある地元料理や酒も楽しめると語った。
観光業界の窓口機関、台湾海峡両岸観光旅遊協会(台旅会)は、年末に福州市に上海事務所の分処を設立し、馬祖観光プロモーションを強化する計画だ。
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