ニュース 医薬 作成日:2015年8月17日_記事番号:T00058750
張善政・行政院副院長は15日、衛生福利部が昨年から市民が個人の処方履歴をクラウドサーバーからダウンロードできる仕組みを整えたところ、今年第1四半期だけで13億台湾元(約50億円)以上の健保給付を節減できたと述べ、年間では40億~50億元節減できるとの見通しを示した。16日付工商時報が伝えた。
張副院長は「ビッグデータを医療分野に応用すれば、市民の福祉は限りなく広がる」と評価した(15日=中央社)
処方履歴のクラウド管理は、薬の重複処方が全民健康保険の給付増加の主因になっていることを受けた措置で、政府のビッグデータ活用の一環だ。市民は医療機関を受診する際、パソコンやUSBメモリーなどに薬の処方履歴をダウンロードし、医師に示すことができる。
張副院長によると、どれだけの市民がダウンロードして利用しているかは分からないが、クラウド処方履歴を導入後、明らかに健保給付の削減効果が見られたという。
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