ニュース 電子 作成日:2015年8月17日_記事番号:T00058754
タッチパネル大手3社の宸鴻集団(TPKホールディング)、介面光電(Jタッチ)、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)は今年上半期、合計29億4,700万台湾元(約1,140億円)に上る純損失を計上した。中国サプライチェーンとの値下げ競争に直面した結果、いずれも厳しい業績となった。15日付工商時報が報じた。
3社の損失額は、最大手のTPKが16億2,200万元で、Jタッチは7億5,800万元、洋華は5億6,700万元だった。一方、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の業成科技(GIS)と富士通コンポーネントの台湾合弁タッチパネルメーカー、富晶通科技(トランスタッチ・テクノロジー、TTI)は上半期、それぞれ1億3,500万元、4,104万元の純利益を計上した。GISは為替差益が黒字に貢献した。
下半期の見通しについて、TPKとGISはアップル製品への供給で黒字転換が望めると説明。Jタッチは、メタルメッシュ技術の採用により、値下げ競争から抜け出したいとした。
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