台湾サムスン電子は14日、新スマートフォン、ギャラクシーノート５を世界に先駆け発売した。サムスンの旗艦機種は従来、韓国を含む香港、米国、英国などとの同時発売で、今回韓国よりも先に台湾で発売したのは異例だ。15日付工商時報が報じた。
ギャラクシーノート５とＳ６エッジプラスはいずれも5.7インチスーパーAMOLEDパネル搭載だ（14日＝中央社）
台湾サムスンの曹紋査モバイルＩＴ事業部総経理は、台湾の人口は多くないが、ノートシリーズの販売台数は世界５位以内をキープしており、同社や販売店の準備が整ったので、世界で最も早く発売できたと説明した。
曹総経理は、ノート５は販売拡大のため、買い替えキャンペーン対象となる旧機種も数多く、例えばノート４なら１万台湾元（約３万9,000円）引きだと述べた。
ノート４は昨年の発売１カ月目の販売台数は４万台余りだった。曹総経理は、ノート５は１カ月で５万台が狙えると語った。ハイエンド新機種の投入で、アンドロイド搭載スマホだけでなく、アップルも抜いて台湾市場の首位を目指す。
ノート５は5.7インチの２Ｋアクティブマトリックス式有機ＥＬ（AMOLED）ディスプレイを搭載し、カメラは手振れ補正機能付きで1,600万画素。ストレージ容量32GB（ギガバイト）が２万3,880元。19日から通信キャリアとの提携プランでも販売する。
