ニュース 社会 作成日:2015年8月18日_記事番号:T00058763
李登輝元総統らが住む台北市士林区の自宅「翠山荘」の庭園部分が隣接する土地の私道を占拠しているとして地権者が訴えた民事訴訟で、士林地方法院はこのほど原告の訴えを認め、翠山荘の住民に土地6.6坪の返還を命じる判決を下した。18日付蘋果日報が伝えた。
「翠山荘」。私道の地権者は後方に高齢者施設を建設する計画だ(17日=中央社)
同時に翠山荘入り口付近の住宅の地下を国家安全局が車庫として賃貸している点についても、原告は別の地権者が区画境界を超えているとして上部の庭約100坪の返還を求め、同様に主張が認められた。
李元総統の事務所によると、当初原告側から土地を購入する方向で交渉を行ったが拒否され、提訴されたという。李元総統サイドは「不合理な点が多い」として、上訴する意向だ。
李元総統は元々、退任総統に対する礼遇を定めた法律に基づき、政府の賃料負担で同物件に住んでいたが、2006年の法改正で礼遇が縮小されたため、07年に約8,000万台湾元(約3億700万円)で同物件を購入した。
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