ニュース 金融 作成日:2015年8月18日_記事番号:T00058769
中央銀行(中銀)が17日発表した7月末の人民元預金残高は3,366億4,500万人民元(約6兆5,500億円)で前月比0.47%減と、2013年2月の市中銀行に対する人民元業務解禁以来で初めて減少した。18日付経済日報などが報じた。
外国為替取扱指定銀行(DBU)の7月末の人民元預金残高は前月比0.17%減の2,829億1,600万人民元、オフショア銀行部門(OBU)は2.01%減の537億2,900万人民元で、いずれも減少した。
中銀は人民元預金残高減少について、▽中国人民銀行(中国の中央銀行)の利下げを受け、台湾の市中銀行が人民元建て預金利率を引き下げたこと▽6月以降の中国の株価下落で、投資家の間で人民元に対する懸念が強まったこと──の2点を要因に挙げた。ただ、人民元は過去1年間、対台湾元で上昇傾向にあり、人民元を長期間保有している場合はまだ損失が出ていないと指摘した。
先週3日連続の人民元切り下げについて中銀は、8月の人民元預金残高への影響はまだ分からないと説明した。
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