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リージェント、インドネシア高級ホテル市場に復帰【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月18日_記事番号:T00058773

リージェント、インドネシア高級ホテル市場に復帰【表】

 ホテルチェーン大手、晶華麗晶酒店集団(FIHリージェントグループ)は17日、東南アジアの大手デベロッパー、KGグローバルデベロップメントがインドネシアの首都ジャカルタで投資開発を進める高級ホテル(120室)と高級住宅(87件)を、それぞれ「リージェント・ジャカルタ」、「リージェント・レジデンシズ・ジャカルタ」として受託運営する提携協定を締結したと発表した。工事の進ちょくから判断すると、両施設は2018年第3四半期に完成が見込まれる。リージェントグループはインドネシア高級ホテル市場に10年ぶりに復帰することになる。18日付工商時報などが報じた。

 リージェントが高級ホテルと高級住宅を同時にブランド運営するのはモンテネグロに続き2カ国目となる。また両施設完成後、リージェント系ホテルの進出先は世界で11カ所、総客室数は2,700室以上となる。

 この他、リージェントは今月4日、「リージェント・プレイス」ブランドで中国ハルビン市南崗区のホテルを受託運営する提携協定を現地デベロッパーと結んだばかり。運営する「リージェント・プレイス・ハルビン」は284室で17年開業予定。

 リージェントは現在、台北、北京、ベルリン、モンテネグロ、プーケット(タイ)、シンガポール、タークス・カイコス諸島(英領)でホテルを運営する。さらに中国の西安市に173室、重慶市に195室のホテルも建設中で、それぞれ16年10月、同年12月に開業予定だ。リージェントの潘思亮董事長は、今後も世界の主要都市への進出を進めると語り、香港、シドニー、ニューヨーク、ロサンゼルス、バンコクなど開業経験のある都市がターゲットだと話した。