ニュース 機械 作成日:2015年8月18日_記事番号:T00058777
工作機械大手、東台精機(東台マシン&ツール)は、航空機・部品メーカーの漢翔航空工業(AIDC)の協力の下、航空宇宙分野用の五軸マシニングセンターの研究開発(R&D)に取り組むなど、同分野の加工設備の開発に力を入れている。18日付経済日報が報じた。
証券会社によると、東台は事業本部の向かいに新工場を建設中で、来年第2四半期の完成後は、大型の航空宇宙分野の加工設備の生産能力が向上する見通しだ。来年は航空宇宙加工設備がグループ売上高の5〜10%を占めると見込む。
同社はこのほど開かれた台北国際航太国防工業展覧会(TADTE)で、漢翔との間で新たに五軸マシニングセンター6台、総額2億4,000万台湾元(約9億2,000万円)の納入契約を結んだ。漢翔とはこれ以前にも五軸マシニングセンター8台、3億2,000万元の契約をしており、第4四半期より相次いで出荷となる見通しだ。
東台の厳瑞雄董事長は、台湾の工作機械メーカーは航空宇宙分野でも顧客への対応力を高めれば、業界の地位を引き上げられると語った。
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