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GEなど北米企業、今後3年で台湾投資110億元【表】


ニュース その他分野 作成日:2015年8月19日_記事番号:T00058793

GEなど北米企業、今後3年で台湾投資110億元【表】

 経済部投資業務処の連玉蘋処長は18日、米国カリフォルニア州での投資誘致活動で、ゼネラル・エレクトリック(GE)などと投資意向書(LOI)を締結したと語った。今後3年で110億台湾元(約420億円)の投資を見込む。19日付経済日報が報じた。

 GEは昨年15億元を投じ、長栄航空(エバー航空)傘下の長栄航太科技(エバーグリーン・アビエーション・テクノロジーズ)と、GEnxエンジンを点検整備する合弁会社を設立した。この他、今後3年で台湾から航空機器、医療器材など270億元以上を調達することも約束した。長栄航太科技、漢翔航空工業(AIDC)などが恩恵を受けそうだ。

 エスキューブドは台湾で提携パートナーを探し、半導体設備の研究開発、製造拠点を設ける予定だ。投資予定額は5億元。半導体関連の投資意向は他に、産業ガス大手のプラクスエア、設備大手のビーコなど。

 製薬のアルボジェンは年内に美時化学製薬(ロータス・ファーマシューティカル)に69億元を出資する他、台湾での研究開発(R&D)、製造に10億元を投じる予定だ。ファイザーは新竹工場の生産能力拡大の他、台湾で臨床研究開発40〜50件を実施する。