ニュース 金融 作成日:2015年8月19日_記事番号:T00058795
政府系金融持ち株会社、華南金融控股は18日に開催した業績説明会で、金融業のデジタル化への対応について、傘下の華南銀行の支店数縮小および銀行ロビーの2〜3階への移転を進めるとの方針を示した。19日付経済日報などが報じた。
華南銀行は現在、台湾全土に支店を186店舗設置しているが、同行の楊豊彦総経理は「支店の来客者数は確かに減少しており、特に都市部支店での減少が地方に比べ顕著だ」と説明。こうした現状を考慮して既に内部では支店の統合、削減の検討に入っていると語った。
また銀行ロビーについても従来は必ず1階に設置していたが今後は、一部を除き大部分の支店でロビーを2〜3階へ移転し、賃料コストの削減に努めるとの方針を示した。
なお業界の消息筋によると、華南金股では劉灯城董事長が9月3日付で辞職し、同職を台湾土地銀行の徐光曦董事長が兼任。さらに財務部の呉當傑政務次長が土地銀行の董事長代理を兼任するとの観測が出ている。両社は今月末、または来月初めに董事会を開き、同人事を決議するとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722