ニュース 建設 作成日:2015年8月19日_記事番号:T00058797
台北市の繁華街・西門町では、海外ブランドの出店による賃料高騰が目立っている。
19日付工商時報によると、地場下着ブランド「イージーショップ」は18日、成都路と西寧南路の交差点にある旗艦店を10月で閉店すると発表した。物件オーナーが賃料を7割以上高い月180万台湾元(約690万円)に引き上げたことが理由で、閉店後には世界的なスポーツ用品ブランドの出店が決まっているという。
また、誠品生活が展開する若者向け雑貨店の「誠品116」は賃貸契約が切れる今年末で閉店。来年上半期にはスウェーデンのファストファッションブランド「H&M」が出店するもようだ。賃料は月額1,000万元を超えるという。
業界関係者は「世界的なブランドが資金力で攻勢をかけており、台北市の繁華街ではファッションブランドの進出が相次いでいる。近年賃料の上昇が止まらず、地場ブランドは路地裏に追いやられている」と話した。
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