ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月19日_記事番号:T00058798
陳建宇交通部長は18日、中国人自由旅行者の台湾観光について、1日当たりの受け入れ上限を現在の4,000人から5,000人に、金門、澎湖、馬祖の離島を経由して台湾を訪れる中国人観光客については現在の500人から1,000人に引き上げると表明した。これら規制緩和策は既に行政院に提案済みで、承認され次第施行する。19日付経済日報が報じた。
内政部移民署の統計によると、今年1〜6月に台湾を訪れた中国人自由旅行者は1日平均3,300人余りで、4,000人近い日もあったため交通部観光局が受け入れ上限の引き上げを検討していた。陳交通部長は、自由旅行者は特定のホテルやレストラン、買い物先に縛られるツアー客と違い、台湾各地で消費するため直接恩恵を受ける業者がより多いと指摘した。
なお、台湾への自由旅行が可能な中国の開放都市を今後追加するかについて陳交通部長は、中台観光当局間の協議で年内に話し合うと述べた。
一方、離島経由の訪台中国人観光客に対する1日当たりの受け入れ上限は現在、金門と澎湖が各200人、馬祖100人だが、それぞれ2倍に引き上げる。謝謂君観光局長は、離島の観光産業が潤うよう、金門県、澎湖県、連江県(馬祖)の県長が受け入れ上限の引き上げを要望していたと説明した。
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