ニュース 医薬 作成日:2015年8月19日_記事番号:T00058799
「薬価引き下げで、医薬品の品質も低下したのではないか」――。有名医師がそんな疑惑を指摘した。
高雄医学大学産婦人科の鄭丞傑医師はこのほどフェイスブック上で、「便秘で健保給付対象の医薬品を2倍の量服用しても効果が小さい。健保が薬価を押し下げた結果、医薬品メーカーが質の低い原料を使い、『残飯油』騒動(不正食用油事件)の医薬品版が起きているのではないか」と疑念を示した。
ただ、鄭医師は具体的な根拠を挙げているわけではなく、衛生福利部中央健康保険署(健保署)の蔡淑鈴副署長は「乱暴な議論だ。科学に立ち戻って討論すべきだ」と反論した。
薬剤師団体、台北市薬師公会の余万能元理事長は「ジェネリック医薬品(後発医薬品)も生物学的同等性試験で薬効を確認しており、もし違いが生じるとすれば、個人の体質によるものではないか」と話した。
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