ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

鴻海、印スナップディールに4%出資


ニュース 電子 作成日:2015年8月19日_記事番号:T00058805

鴻海、印スナップディールに4%出資

 鴻海精密工業傘下の富智康集団(FIHモバイル)は18日、シンガポール子会社のワンダフルスターズを通じて、インドのインターネット通販大手、スナップディールの親会社、ジャスパー・インフォテックに2億米ドルを出資すると発表した。これによりFIHはスナップディール株式の約4.27%を取得する。19日付経済日報が報じた。

 童文欣FIH董事会主席は、スナップディールとの提携を通じて、FIH、同社顧客、インドの消費者がより緊密につながると指摘した。スナップディールのネット通販サイトはモバイル端末の販売量が最多で、FIHは今後、顧客の製品販売を支援できるようになる。

 童主席はまた、スナップディールとの提携により、インド市場に対する理解を深められ、知識と経験を蓄積できると説明した。また、ビッグデータを活用したスマート生産システム構築や、革新製品、ソリューションの開発で顧客を支援する計画の一環だと語った。

 スナップディールのクナル・バール最高経営責任者(CEO)は、鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長の支援を得たことで、インドの零細企業100万社以上のために、消費者向けサービスを強化する自信があると表明した。