ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年8月19日_記事番号:T00058808
自動車、産業車両の製造、販売などを手掛ける豊田自動織機(本社・愛知県刈谷市、大西朗社長)は18日、台湾や中国を中心にフォークリフトおよび工作機械の開発、生産、販売を行う台励福(タイリフト、台中市)が、フォークリフト事業を分割して設立した新持ち株会社「LTマテリアル・ハンドリング・ホールディング(LTMH、シンガポール)」の株式55%を今月100億円強で取得し、子会社化を完了したと発表した。
LTMHは傘下に台湾、中国、米国のタイリフト事業会社3社を持ち、主要製品はエンジンフォークリフト、電動フォークリフト、トーイングトラクターなど。2014年売上高は約180億円、販売台数は1万1,000台。従業員数は昨年末時点で約1,100人。
豊田自動織機によると、14年のフォークリフト世界市場は100万台を超え、うち新興国向けが約4割を占めた。新興国向け事業の強化は同社が取り組む最重要テーマの一つで、新興国市場のニーズに合致した製品の開発、生産、販売を強みとするタイリフトを子会社化し、同社の価格競争力に優れた製品をラインアップに加えることで、新興国市場への対応力を一層強化していくと表明した。
販売分野では、豊田自動織機のグローバルネットワークと経験を生かし、国・地域ごとに最適な形でタイリフト製品を展開していく。また生産・調達分野では、豊田自動織機が台湾と中国の生産拠点で蓄積してきた改善ノウハウを基に、品質と生産性の向上に取り組む。さらに今後、開発・サービス分野でも、両社の強みを融合させた新商品、新サービスの創造に取り組んでいく。
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