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台風15号で大雨予測、水道の給水停止も


ニュース 社会 作成日:2015年8月20日_記事番号:T00058819

台風15号で大雨予測、水道の給水停止も

 楊偉甫経済部次長は19日、台風15号(アジア名・コーニー)が大量の降雨をもたらす見通しで、水が汚り直潭浄水場(新北市新店区)の処理能力を超えれば、必要に応じて給水を停止すると語った。20日付中国時報が報じた。


台風15号が台湾にもたらす影響は、北上するタイミングと角度で決まる。陸上警報は東部のみにとどまるとの見方も出ている(中央気象局台風情報より)

 水道事業者、台北自来水事業処の陳錦祥処長は「市民に二度と濁った水を飲ませるわけにはいかない」と述べた。新しいSOP(標準作業の手順)に従い、水道原水の濁度が6,000度を超えれば取水を減らし、1万2,000度を超えれば、取水を停止する。

 先週8日に台風13号(アジア名・ソウデロア)が台湾を横断した際には、台北市や新北市で水道水の水質汚濁が3日間続き、飲料水が売り切れる事態となった。

 台風15号は中心付近の最大風速は毎秒51メートルで、大型に勢力を強めた。20日午後2時現在、鵝鑾鼻の東南東600キロメートルの海上から、バシー海峡に向かって進んでおり、21日に北向きに進路を変え、台湾東側の海上を北上、23日に台湾から離れる見通しだ。