ニュース その他分野 作成日:2015年8月20日_記事番号:T00058821
科技部が19日発表した、新竹科学工業園区(竹科)、中部科学工業園区(中科)、南部科学工業園区(南科)の3大科学園区に進出する企業の上半期売上総額は1兆1,335億台湾元(約4兆3,000億円)で、前年同期比6.47%増加し、3年連続で同期としての過去最高を更新した。上半期の売上総額が1兆元を超えたのは通算5度目だ。パソコンおよび周辺機器が32.8%減と足を引っ張ったものの、バイオ技術が18.87%、ICが13.55%、通信が11.27%、精密機械が11.15%とそれぞれ増加し全体の成長をけん引した。20日付工商時報などが報じた。
個別の上半期売上高は、▽竹科、5,471億元(2.79%増)▽中科、2,417億元(0.99%増)▽南科、3,447億元(17.64%増)──となった。
科学部は南科が特に伸びた理由について、IC産業の20ナノメートル製造プロセス製品の出荷が好調だったことを挙げた。南科単独の売上高も同期としての過去最高だった。
科学部は3大科学園区の下半期の見通しについて、中国サプライチェーン台頭の影響が懸念要素としながらも、台湾は半導体産業が高付加価値製品を展開しており、上半期の勢いを維持できれば引き続き高みを目指せると期待感を示した。
なお3大科学園区の上半期の総輸出額は6,664億7,500万元で、前年同期比1.15%増加した。輸出先は中国が最大だった。
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