ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月20日_記事番号:T00058822
百貨店大手、新光三越百貨と太平洋崇光百貨(太平洋そごう)は1~7月売上高が前年同期比2%増、1.6%増にとどまった。20日付経済日報が報じた。
新光三越の1~7月売上高は403億7,000万台湾元(約1,540億円)だった。同社は、今年は中秋節(旧暦8月15日、今年は9月27日)セールを例年より6日間増やしたため、期間中の売上高は前年同期比5%増の3,700万元と予測した。
一方、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)は1~7月売上高が前年同期比4%増加した。うち、台中大遠百(トップシティー)は8%増で、ミシュラン認定の飲茶「添好運」、ショーロンポーの「鼎泰豊」など人気レストランが貢献した。同社は、全店の下半期売上高は4%増を維持すると見込む。
台北101購物中心(台北101モール)は、1~7月売上高が前年同期とほぼ横ばいだった。客足が1割減少したものの、客単価は1割上昇した。中国人自由旅行者の増加が理由とみられる。
経済部統計処は業界の今年の売上高は3,200億元と予測している。現状を見る限り、周年慶(創業祭)セールが鍵を握りそうだ。
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