ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年8月20日_記事番号:T00058834
高雄市小港区の住民と環境団体は、中国鋼鉄(CSC)が屋外に放置している煤塵(ばいじん)が周囲に飛散し、汚染を引き起こしているとして、高雄市政府に改善を求める陳情を行った。20日付工商時報が伝えた。
住民と環境団体20人以上が陳情に出向いた(19日=中央社)
住民と環境団体はCSCに対し、原料室に煤塵の保管場を設置するよう求めた。
これに対しCSCは、煤塵の飛散元が自社ではないとの結果が出た上、散水設備や防塵ネットなどを設置済みだと主張する一方、煤塵保管場の設置も慎重に検討していくと説明している。ただ、保管場設置のスケジュールは「巨額な投資が必要になる」(林弘男副総経理)として、明確に示さなかった。
CSCの子会社、中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は既に90億台湾元(約340億円)を投資し、保管場を設置することを決めている。
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