ニュース 電子 作成日:2015年8月20日_記事番号:T00058837
工業技術研究院(工研院)は19日、リンテック台湾子会社、琳得科先進科技とフレキシブルディスプレイの封止工程を共同開発すると発表した。フレキシブルAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)ディスプレイの商品化を目指し、台湾企業に商機をもたらすことが狙いだ。20日付工商時報が報じた。
工研院は、スマホやタブレット端末が成熟期に入り、ウエアラブル端末が急成長する中、フレキシブルディスプレイが差別化の鍵を握ると指摘した(工研院提供)
工研院は、粘着製品大手のリンテックは従来より工研院の研究開発(R&D)パートナーだと説明。リンテックから材料提供を受け、台湾産業に足りない先進的な封止工程を実現することで、フレキシブルAMOLEDディスプレイの商品化を加速する考えだ。
また、経済部技術処法人科専が設立したフレキシブルAMOLED試験量産認証プラットフォームで、材料から製造、設備まで一貫したサプライチェーンを構築すると指摘した。
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