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中華航空機からガスボンベ発見、安全対策に課題


ニュース 社会 作成日:2015年8月21日_記事番号:T00058842

中華航空機からガスボンベ発見、安全対策に課題

 20日未明に桃園国際空港に到着した中華航空(チャイナエアライン)のサンフランシスコ発CI003便のコンテナ内に鋼鉄製のガスボンベ2個が積まれていたのが発見された。当初テロ未遂の可能性もあるとみて、消防隊や爆発物処理班が調べたが、中身は空と判明した。21日付蘋果日報が伝えた。


乗客からは「こんな航空会社の便には安心して乗れない」との声が聞かれた(20日=中央社)

 同便は乗客211人を乗せ、現地時間19日午前2時前にサンフランシスコを離陸し、約1万3,000キロメートルを飛行して到着。地上作業員による整理作業中に問題のガスボンベが発見された。交通部民用航空局は事態を重く見て、中華航空に報告書の提出を求めた。

 中華航空によると、問題のガスボンベはサンフランシスコの空港で地上業務を請け負う業者がけん引車の燃料として使用していたもので、ガスを使い終えた後、空のコンテナに放置したものだったことが判明した。

 専門家は万一ボンベにガスが残っており、飛行中に漏れ出せば、大惨事につながりかねなかったと指摘した。