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爆発事故の八仙水上楽園、差し押さえ執行


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月21日_記事番号:T00058851

爆発事故の八仙水上楽園、差し押さえ執行

 今年6月に起きた八仙水上楽園(新北市八里区)の粉じん爆発事故で、新北市政府が施設側に賠償を求めるため、施設の仮差し押さえを求めたことを受け、士林地方法院は19日、施設と土地の差し押さえを執行した。21日付蘋果日報が伝えた。

 新北市政府は事故の被害者に代わり、八仙水上楽園と経営者の陳柏廷董事長らの資産の仮差し押さえを請求していた。差し押さえられた資産は総額14億台湾元(約53億円)を超える。陳董事長が保有する不動産や株式は既に差し押さえられている。

 一方、イベント運営会社、玩色創意国際の責任者の呂忠吉氏は、同紙の取材に対し、「努力して資金を稼ぎ賠償を行いたい」と述べる一方、八仙側との契約に違法な施設の瑕疵(かし)によって、負傷者が出た場合、八仙側が医療費を負担するとの条項があるとして、「契約内容からみて、八仙側にも賠償責任がある」と主張した。