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高雄市政府、建築物の立体緑化で協定


ニュース 建設 作成日:2015年8月21日_記事番号:T00058857

高雄市政府、建築物の立体緑化で協定

 高雄市政府は、建築物の屋上などを緑化する「立体緑化」を推進するため、シンガポール景観建築士学会(SILA)など3団体と協定を結んだ。3年以内に屋上の緑化面積を10万平方メートル増やすことが目標だ。21日付工商時報が伝えた。


陳菊・高雄市長(左2)は、高雄とシンガポールは都市部の土地に限りがあり、夏は暑いという厳しい環境条件に共通点があると指摘した(20日=中央社)

 高雄市政府工務局の趙建喬局長によると、モデルとなったシンガポールでは公共住宅や公共建築物、立体駐車場などの屋上を緑化することを義務付けるなど「グリーン建築」でリードしている。同国の立体緑化面積は昨年時点の61ヘクタールから2030年には200ヘクタールに拡大する見込みだ。

 高雄市はグリーン建築推進に向け、「グリーン建築自治条例」などを制定している。

 陳菊市長は「高雄市は重工業の都市であるだけに、『生態・経済・住みよさ・創意・国際』を重要な施政方向と位置付け、立体緑化施設の運用促進を図ることにした」と説明した。