ニュース 電子 作成日:2015年8月21日_記事番号:T00058859
新興通信キャリア、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)は今月初め、第3世代移動通信(3G)サービスおよび4Gサービスについて、毎月のデータ通信量によって最安となる基本料金プランを自動的に選択するプランの提供を開始している。これについて同社は「業界では世界初の試みで、新規契約ユーザー数が15%増加すると見込まれる」と説明した。中華電信、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)など他のキャリアは当面、同様のサービスで追随はしないとの方針を示している。21日付蘋果日報が報じた。
台湾スターが打ち出した変動式料金プランは、毎月のデータ通信量に基づき、月額199〜1,299台湾元(約750〜4,900円)の9種類の基本料金プランから、利用額が最低となるプランが自動的に選択される。
これについて業界に詳しい人物は「柔軟な料金方式が適用されることで利用額は抑えられるが、計算方法が複雑となるためユーザーは計算が間違っていないか確認することが難しくなる」と指摘。また台湾スターのサービスは通信の品質や速度にユーザーから不満の声が多く聞かれるため、同社の通信環境をよく確認して契約を結んだ方が良いと提言している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722