ニュース 社会 作成日:2015年8月24日_記事番号:T00058869
今年3月に台湾陸軍航空特戦指揮部(航特部)第601旅団(桃園市龍潭区)に所属する中校(中佐)が女性タレントら知人を基地内に招き、軍事機密に当たる攻撃用ヘリコプター「AH-64E」(通称アパッチ)の内部を見学させた事件で、桃園地方法院検察署は21日までに捜査を終結し、中校の労乃成容疑者(40)、タレントの李蒨蓉容疑者(36)を含む15人を不起訴とした。22日付蘋果日報が伝えた。
検察側は国防部が601旅団を「非要塞堡塁」としており、容疑者らの行動が軍事機密の漏えいには該当しないと判断した。
しかし、専門家や退役軍人からは不起訴処分を批判する意見が相次いでいる。同紙が実施した世論調査でも70%近くの市民が国防部に過失があると答えた。
攻撃ヘリの内部や周辺で撮影した写真をフェイスブックに掲載し、騒動の発端となった李蒨蓉容疑者は「社会の混乱を招いたことを改めておわびしたい。今後は言動や行動を慎みたい」とコメントした。
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